今回の記事はガン食街宣とうた桜子さんのお話し会について、20日(火)の出来事として1つにまとめました。
活動報告
お話し会の直前、南流山駅前にて32回目のガン食街宣活動を行いました。
活動準備中、早速1人の男性に話し掛けられました。
怪しげな宗教活動を疑われましたが(笑)、すぐに誤解であることをご理解いただけました。コロナ禍で窮屈な思いをしている人が多い中、健康に関することをお話ししたいと伝えると関心を持って下さり、私のチラシとうたさんのチラシも持って行って下さいました。
上の写真右上にバスが映っているように、バス待ちを活用することにしました。バス停に人が溜まり始めた時は、スピーカーの向きを反対側にして演説を行いました。
2日前の夕方にこの場所で活動した時よりも人の流れは少なかったですが、通行人の反応が良かったです。正午くらいでしたので、市民のゆったりとした生活を感じます。
お話し会参加予定の方が途中でプラカード持ち+チラシ配布をして下さったので、その分チラシを多くさばくことができました。ありがとうございます!
また、別の参加予定者からは1000円のご寄付を頂戴しました。そんなつもりはなかったのですが(笑)、ありがたくお受け取りいたしました。
うた桜子さんのお話し会
今回のテーマは「現代色の影響と上手な付き合い方」とのこと。前半はうた桜子さんが講師で、後半はゲストの国光美佳さんでした。
うた桜子さんのお話は、日本の食文化の素晴らしさ、体に良い(悪い)食べ物など・・・現在の私の活動とかぶる点も多いですが、私の知らないことも多かったので知識の補充ができました。すぐに街宣活動に応用できそうです♪
そして、発達障害児童が急増している現実についてもお話しして下さり、私の知らない厳しい現実と向き合っていく必要を感じました。
特に、こちら・・・
ちょっと個性的な子供、周囲と少し異なるだけの子供を発達障害と決め付けて向精神薬が処方されている現実は、非常に痛々しいものでした。
上のグラフは4歳以下の子供に対する向精神薬の投与量を表していますが、2016年から数年間のうちに7倍以上になっています。
現在も多くの子供たちが苦しんでおり、これ以上子供の自殺が加速されることはなんとしても避けなくてはなりません。
今回のゲスト・国光美佳さんのお話も、非常に勉強になりました。
発達障害の子供、向精神薬で苦しむ子供に向き合ってきた方で、これらを救うために「体に不足しているミネラルを補うこと」を第一のテーマとしていました。
私はミネラルの重要性をほとんど理解しておらず、良い塩をたくさん摂って補給すればいい・・・くらいにしか考えていませんでした(汗)。天然のミネラル成分を凝縮して、子供たちに摂らせて救うことができるなんて、私には想像もできない解決法でした!
向精神薬をたった3日飲んだだけで自殺願望を持ってしまった小学生の話には涙が流れました。
「自分が母親に迷惑を掛けていることをわかっていつつも、自分ではどうすることもできずに暴力的になっていた。今生きていられて本当に嬉しい。」
と…回復・断薬した後になって母親に伝えてくれたそうです。
こんな思いを子供たちにさせている現代社会、何としてでも正常な状態に戻していかなければなりません。
これは歪んだ社会が生んだ不幸の一例であり、子育て中の一般家庭には数え切れないほど同様のことが起こっていると思われます。
街宣活動中、30代や40代の通行人の反応は極めて悪いことが気になっていました。発達障害児童は全体の1割と言われています。こういう話題ならば、若い世代のママさんたちにも届くかもしれないと思いました。
今の私では知識が全然足りていません。
学ばせていただこうと思い、早速本を購入させていただきました。
伝え方は大切!
国光美佳さんは、様々な分野に通じている経験豊富な方でした。単に詳しいだけでなく、「伝え方」にも大変苦労を重ねておられることがわかりました。
私がビックリしたのは、偏食児童への対応です。
朝食はじゃがりこ、給食は食べられない、夕食はカップラーメン(両親は普通の食事)という偏食児童がいたそうです。食が最悪であるが故に心身がまともに育ちません。実際、この児童に絵を描かせると全て破壊的なものでした。
でも、食がダメだとダイレクトに伝えてしまっては…両親のこれまでの苦労などを理解しない人と見なされ、話を聞いてもらうことは難しく、子供を助けることもできません。
そこで、普段食べているカップラーメンに対して、ミネラルを多く含んだだし汁を混ぜることから始めたそうです。たったの3日で成果が表れ始め、その後は全てが良い方向へ傾き、児童は回復することができました。
その後に書かれた絵には、子供らしい可愛さが溢れていて…ひとつの不幸が去ったことを実感しました。
人に何かを伝える時、もっとも大切なこと…
それは、正しさの押し付けは絶対にダメだということ。相手の苦境をわかってあげること、相手の気持ちをわかってあげること、相手に共感してあげることが最初に必要なのです。
そして、現状よりも少し良い方向を提案してあげること。相手が自分の意思で変わりたいと思ってもらえるように導いてあげる優しさが大切なのです。
他人を変えることはできません。変わりたいと思ってくれた人が自分で変わろうとするのを手助けすること…私たちにできる精一杯はこれなのだということを、改めて実感しました。
以後の活動に必ず役立てていこうと思いました。
懇親会
お話し会参加者のうち10名程が残り、洋食屋「クルトワ」さんで懇親会が行われました。
私はお洒落なオムライスと赤ワインを美味しくいただきました♪
私は一番端っこの席だったので、あまり多くの方とお話しできませんでしたが、目の前に座ったうた桜子さんのお父様と、日本語スペイン語交じりの会話を楽しみました(笑)。
お父様は日本酒が大好きで、獺祭(だっさい)が一番のお気に入りだそうです。私、まだ飲んだことがないんです。少々お高いお酒ですが、いつか飲んでみたいです!
今回は全く予想できないほど素敵な一日となりました。
うた桜子さん、国光美佳さん、参加者のみなさん…このご縁に心より感謝いたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。