小学校訪問
越谷市内の小学校訪問を続けてきましたが、3日目にしてようやく終了しました。
訪問した小学校
・西方小学校・・・職員多忙につき、チラシ手渡しのみ
・南越谷小学校・・・1人の先生が話を聞いてくれた
・大間野小学校・・・校長先生がしっかりと話を聞いてくれた
・出羽小学校・・・教員不足につき、ポスティングのみ
・荻島小学校・・・校長先生が話を聞いてくれた
・北越谷小学校・・・教員不足でチラシすら拒否
越谷市内の小学校の印象
草加市や八潮市では、ほとんど全ての小学校でチラシをお見せしてお話をすることができました。チラシの受け取りを拒否した小学校は1校のみ、大半の学校が話を聞いてくれました。
その一方で、越谷市内では全体の1/3もの小学校が話を聞いてくれず、チラシすら受け取り拒否という状況でした。教育委員会の指示以外は一切聞かないという頑なな学校もありましたし、コロナ対策のために教員不足に陥っていて「職員室に教員が1人しかいないために対応不能」という学校が何校もありました。
以前に数校回った足立区もそうでしたが、それぞれの自治体の教育委員会の対応が各学校に反映されていることを強く実感しました。
教育委員会・再訪問
前回の訪問
以前にも越谷市教育委員会を訪問していますが、その結果がどうなったかを確認する必要があります。たった一度の訪問で全てが変わることなど期待していません。
事前に電話をしてみましたが・・・、予想通り何も効果がありませんでした(笑)。
「資料には目を通しましたが、これまでの感染症対策を継続していきます」
との回答を得ましたので、再度訪問してきました。今度は学務課長とお話しすることができました。
今回の報告
学務課長はそれなりに難敵でしたが、参考になる意見もお伝え下さいました。
話の争点
マスクの必要性に関して、私がいつも提示している資料があります。
「風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。」
この文言を解釈するならば、風邪症状の無い健康な人(児童)にマスクは不要です。
しかし、学務課長は、文科省の出している文言の中には「風邪症状の無い健康な人にマスクは不要、と書かれていない」と主張してきました。
これは完全に歪んだ議論です。
必要と言われていないものに対して、不要と言われていないと主張されてしまったのでは、水掛け論です。私としては論点を変える必要に迫られました。
マスクの有害さ
「マスクにリスクがあることは、充分に理解しているのでしょうか?」
と、チラシを見せながら説明しました。
「マスクのリスクについてはある程度理解しているものの、感染リスクを抑えるため、マスクの着用を続ける必要がある」とのこと。
また、教育委員会内には医療の専門家が不在なので、マスクの賛否両論を判断することはできないため、文科省や県の指針に従っているとのこと。これが教育委員会の基本方針です。
新型コロナの存在証明が無いこと、PCR検査の陽性は感染では無いこと、ワクチンに効果が無く、むしろ毒であることなどを伝えましたが、判断をするのは他の部署とのこと。
一見すると腹立たしい対応ですが、一理あることは認めざるを得ません。また、縦割り行政の欠点に関してもお話しして下さいました。他の部署の仕事に対して意見するのは「横やり」であり、職場内で軋轢を生みやすいとのこと。これは越谷市役所に限ったことではありますまい。
学務課長からのご提案
越谷市役所関連で感染症対策やワクチンについて知識のある部署「保険センター」などに訴えを行い、越谷市全体の認識を変えることにつながれば、教育委員会もそれらと足並みを合わせて学校全体への対応を検討していくとのことでした。
教育委員会が率先して子どもたちを守るために他の部署を動かす・・・というのは理想的であるもの、組織の都合上非常に難しいということが私にも伝わってきました。
保健センターへ
子どもへのワクチン接種を推奨している部署などがあれば、ダイレクトに訪問したいところですが、子どもに限定している部署などはなく、市民全体にワクチンを進めているのは保健センターとのこと。
次回の越谷市の活動では、保健センターを訪問することにしました。