謎なトラブル!?
28日(月)の活動が特殊なものになったのは、このブログでも紹介したことのある戦友・長通幸大さんのこのツイートがキッカケでした。
長通の独自街宣、22日江戸川橋・本日25日柏の葉キャンパスと、通常に行えませんでした関係上、以下の通り追加にて実施いたします。
— 長通幸大(Ko-dai Nagatoshi)@コロナの嘘を伝える活動しています (@K_Nagatoshi_Sub) 2022年3月25日
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3月26日(土)
15時〜18時
西日暮里駅
西口・諏訪台通り〜道灌山通り交差点
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お時間ある方・折り合う方、ふるって起こしください。 pic.twitter.com/eODkIc3opS
長通さんは告知やスケジュールを大切にしているので、余程の理由が無いとこのようなことにはなりません。
長通さんと電話でお話しさせていただいたところ、25日(金)柏の葉キャンパス駅前の活動は、警察からの高圧的な制止を求められて中止を余儀なくされたとのこと。通行の妨げになっていると一方的に断定されたり、活動に参加している仲間全員の個人情報を尋ねられたなど、通常の活動では考えられない対応だったとのこと。
このような対応を容認してしまうと、活動に不慣れな仲間は活動参加を見合わせてしまうかもしれません。見過しておけないと判断し、今回は直接話を聞きに行ってきました。
事情聴取!?
今回大事になってしまった経緯を聞かせていただくために行ってきました。その時に対応していた巡査部長本人と30分ほど会話してきましたので、それをご報告いたします。
道路交通法に関しては、担当部署にその場で電話して確認していただきました。法と現場の状況は必ずしも一致しないので、法の解釈は人によって差が生じます。簡単に言うと、「グレーゾーンをどう解釈するか」…これはコミュニケーションで何とかなる私は考えます。
道路使用許可が無いから退去を命じられた
公道を練り歩く行進デモと違って、歩道を使った街宣活動に許可は必要ありません。そもそも、この国の主権者である国民が公の場で政治活動や表現の自由を行使するのに、一体誰の許可が必要だと言うのでしょうか?
肝心なのは、「通行の妨げにならないように配慮する」という点です。
設置物の解釈
街宣活動、イベントなどではステージ(高台)を作っているものもあります。このようなものは、通行の妨げになった場合に即時撤去することが難しいので、歩道であっても道路使用許可が必要です。しかし、片手で持ちあげられる音響機材や立てかけたプラカードなどは要求に応じて即時撤去が可能なので、「設置物」とはみなされません。
長通さんの活動に言及すると、彼は装備品が多く「長通要塞」と呼ばれるほどなので(笑)、少人数では即時撤去は難しいかもしれません。あえて言えば、今回はそこが争点です。
しかし、例えば選挙活動などで、政党名などののぼりをガードレールの柱などに養生テープで固定している前例も多数あります。これらを容認しておいて、長通要塞を否認するのは不公正です。
また、駅前広場の人の通らないところにテープで固定してあるものに対して即時撤去を求める必要性も普通は発生しないと考えられますので、大きなステージを作る場合などを除いて、装備品には問題は無いと思われます。
活動参加者の個人情報
110番通報があって警官がやってきた場合、個人情報を聞かれることは多いです。普通はグループ代表者の個人情報を聞いて帰ってくれるものなのですが、今回は異常とも言える対応でした。私は約400回も無許可で街宣活動を行い、仲間全員の個人情報を求められたことは一度だけです。今回はかなり例外的な対応を受けたと言わざるを得ません。
話を聞いてみると、それがこの巡査部長の基本方針とのことでした。他の警察官とはあまりにかけ離れているので、「せめて他と足並みを揃えていただくよう」お願いしました。
反社会的活動に対する反発
早い話、街宣活動に問題があったのではありません。「政府やメディアの流している情報とは真逆の内容」に不満を感じた通行人が通報し、通行人の気持ちに肩入れした警官が活動停止を命じた…これが顛末です。
話に付き合って下さる巡査部長だったので、チラシセットをお渡しして説明させていただきました。興味を引かれたのか、予想外にチラシを見ながら話を聞いて下さいました。公人としては、このようなチラシは受け取れない決まりがあると思うので、部署内で共有していただくことは期待できません。
巡査部長との会話はここまでです。
駅前で街宣活動を行ってから帰宅すると告げ、交番を後にしました。
柏の葉キャンパス駅前街宣
さすがに今回は問題は起こせません(笑)。
絶対に通報が入らないように、かなり丁寧に演説しました。約1時間半の活動でしたが、正直言ってあまり反応は良くありませんでした。仲間不在での単独街宣、ソフト過ぎる演説では…通行人の心に刺さらないのは仕方ありません。
それでも、親子連れ3組など、チラシを持っていって下さった方がいたので、決して無駄な活動ではありませんでした。
往路の景色
柏の葉キャンパス駅は私の住むところから電車の便が悪く、今回は車で向かいました。途中、江戸川土手付近を通った時には、菜の花がたくさん咲いていてとても綺麗でした。
そう言えば、千葉県内の学校では、ラジオ体操と一緒に「菜の花体操」も行われているはずなんですが、現在の学校の様子はいかがなものでしょうか?
さて、28日(月)はこのような少し変わった活動をしてきました。少なくとも以後、柏の葉キャンパス駅前での活動が困難ということは無いと思います。